基礎知識

仕事の人間関係に悩んだときは・・・退職を考える前にしてほしいこと

仕事の人間関係に満足している、という人はいったいどれくらいいるでしょうか。

大体の人は先輩や上司、同僚に後輩など、嫌いな人・そりが合わない人の1人や2人いることでしょう。

そんなとき、あなたならどうしますか?

面と向かって文句を言う、という人はあまり多くないと思います。

我慢する、裏で友人に愚痴を言う、いっそのこと会社を辞める・・・。

今回は、仕事の人間関係に悩んだとき、どうすればいいのか解説します。

人間関係を理由に退職する人は多い

大手転職サイトのリクナビNEXTが行なったアンケートによると、人間関係を理由に退職したという人が多くいることがわかりました。

>>転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

1位に上司や経営者、3位には同僚・先輩・後輩といった人間関係を理由にあげています。

会社で働く以上、同じ職場の人と全くコミュニケーションを取らないというのはありえません。

どんなに嫌いな相手でも、気にくわない相手でも、最低限のコミュニケーションはどうしても必要になります。

しかし、毎日嫌いな人とやり取りをしていると、頭がどうにかなってしまうという人もいるでしょう。

それが限界に達したとき仕事を辞めるか、はたまた人生をやめるかという選択を取ってしまうのかもしれません。

仕事の人間関係でよくあるトラブル

会社の中でも直属の上司というのは、怒られたり注意されたりと何かと自分に当たってくる存在です。

部下が仕事で失敗をすれば、上司の仕事にも影響がおよび監督責任を問われるため仕方ないことなのですが・・・。

しかし、あまりにエスカレートしてしまい暴言を吐かれたりすると、こちらとしてもツラいですよね。

また、言ってることがコロコロ変わる上司も困りものです。

この前言っただろう!

そんなこと言ってないぞ!

そんなこと聞いてないぞ

こんな上司に振り回されて、散々な思いをしている人も多いのではないでしょうか?

同じ年代の同僚でも、なかなか仲良くできないという人はいます。

人間だから仕方ないですよね。

ある程度勤続年数が長い人は、自分の下に部下がいるという人もいるでしょう。

そんな部下の中にも、困った部下いませんか?

言うことをまるで聞かない、何かと反抗する、やる気がない・・・。

部下がしっかりと仕事しているかどうか、上司である自分の責任になるため、何かと頭を悩ませている人も多いと思います。

人間関係を理由に退職する前に

人間関係がこじれると、頭に退職の二文字がよぎる人も多いでしょう。

でも、待ってください。

嫌な上司や同僚、生意気な部下というのは、どんな会社にもいます。

退職して違う会社に転職をしたとしても、必ずしも人間関係に恵まれるとは限りません。

まずは今の会社で改善できないか最善を尽くしてみませんか?

良好な関係が築けないか努力してみる

心理学的なテクニックで、相手との信頼関係を築くための方法がいくつかあります。

例えば、ミラーリング

相手の言動や仕草を真似ることで、自分に対して親近感を持たせるテクニックです。

他にも会話のスピードや呼吸を合わせるペーシング、相手の言ったことを繰り返すバックトラッキングなどもあります。

人は、自分と似た部分が多い相手に対して、親近感を持ったり信頼を寄せる性質があると言われています。

それを利用することで、これまであまり関係が良好とは言えなかった相手でも、人が変わったように打ち解けられるかもしれません。

ただ、あまり過剰に真似をすると、逆に相手に不審がられるので注意は必要です。

身近な人に相談する

職場にいる人全員が嫌い、ということはあまりないと思います。

良好な関係が築けている上司や同僚もいるでしょう。

同じ職場の距離が近い人に相談してみると、その人から嫌いな人に掛け合ってくれるかもしれません。

会社以外でも、家族や友人などに相談をすることも大事です。

直接的に何か改善することは少ないですが、問題を一緒に考えてくれるという存在が何より支えになります。

会社で良好な人間関係が築けていなくても、プライベートで恵まれていればそれだけでもストレスが軽減されることもあるでしょう。

人事部などに相談する

ある程度規模の大きな会社であれば、人事異動をすることで嫌いな上司と距離を置くことができるかもしれません。

人事異動がなかったとしても、人事部から上司に対して何かしら働きかけがあって改善がみられる可能性もあります。

ただ、逆に密告されたことを逆恨みされ、人間関係が悪化してしまうので注意が必要です。

割り切って考える

世の中は十人十色、いろいろな人がいます。

自分と違った価値観で行動している人もたくさんいるはずです。

人生において仕事が占める時間は多いですが、常に嫌いな人と接する必要はありません。

仕事で必要なときに、最低限のコミュニケーションさえ取れれば良いんです。

やり取りもなるべくメールやチャットで行い、直に会話するときも必要以上に長く話さず必要な業務連絡だけにとどめておきましょう。

ここで大事なのは、必要最低限のやり取りはおろそかにしないということです。

仕事で大事な情報伝達をおこたってしまうとその人との関係が悪化するだけでなく、他の人にも迷惑をかけ、職場内での自分の立場が危うくなってしまいます。

思い切ってぶちまける

仕事を辞めようか、というところまで追い詰められているんだったら、いっそのこと胸の内を全てぶつけてしまうのもアリです。

記事タイトルは気にせず読んでみてください。

この方は、新卒でとある会社に入社したもののそりが合わない上司に悩まされ休職、その後復職されたブロガーです。

自殺する寸前まで追い詰められたのち上司に思いの丈を全てぶちまけたところ、ある程度は関係に改善したそうです。

この記事を書いている私も、学生時代にアルバイトをしていたスーパーで副長と合わず、説教の途中で退勤したことがあります。
もちろん自分の勤務時間は終わってからですよ!

もともとあまり怒らない性格もあったためか、店長や周りのパートのおばさまのフォローもあって、それからは副長ともある程度良好に仕事ができるようになりました。

自分が嫌いだと思っている人も、何も好きで嫌われているわけではないでしょう。

一度、腹を割って話すことで何か変わるきっかけになる可能性もあります。

日本ではいまだに、会社を辞めるということに対してマイナスなイメージを持つ人が多いです。

会社を辞めて再就職をしようにも、経歴を理由に悪く見られてしまうことも珍しくありません。

大切な経歴に傷をつけないためにも、イタチの最後っ屁ではありませんが最後に全て洗いざらい話してみるのはどうでしょうか?

もちろんそこで何も変わらないようであれば、あとはその上司が辞めたり異動したりしない限り改善は期待できないので退職もやむなしです。

経歴も大事ですが、一番大事なのは心身の健康、そして自分の人生です。