基礎知識

ブラック企業で搾取されてしまう社員の特徴3選

「毎日遅くまで働いてる…私、ブラック企業で搾取されすぎ」

「労働環境がキツい…搾取されたくない」

上記のような悩みを抱えている人にアドバイスします。ブラック企業という存在が世間一般に知れ渡るようになりましたが、それでもブラックな環境で搾取労働を強いられてしまう人がいます。

本記事ではブラック企業で搾取されがちな社員の特徴と搾取されないための方法をアドバイスします。

ブラック企業で搾取される社員の特徴3選

ブラック企業で搾取されたくないと思いながらも、なんだかんだで劣悪な労働環境で搾取されてしまう人がいます。怖いことに、ブラック企業で働いている人は自分の労働環境に疑問を持たないケースが多いです。

自発的に気付くのが難しいなら、自分が下記で紹介するタイプに当てはまらないかチェックしてみましょう。

給料よりやりがい第一!「好きなことで生きていく」会社員

日本でもYouTubeが一般的となり「好きなことで生きていく」という言葉がバズった時期もありました。もちろんYouTuberであればある程度「好きなことで生きていく」ことも可能なのかもしれませんが、会社員でその生き方を実践するのは極めて難しいかと思います。

とくに残業が多い会社ほど「仕事が好きで残っているんだ。残業代?もらってないよ!」とブラック環境を自慢する人がいますが、決して彼らの発言を真に受けないようにしましょう

経営者としては彼らのような「やりがい重視型会社員」は残業代を払わなくても良いため(本当は違法なので良くないのですが)、搾取されやすいタイプの会社員といえます。

平社員でも責任は経営者レベル?「責任抱え込み型」会社員

仕事をする以上責任感を持つのは大切なことですが、そういった従業員の意識に付け込んで過剰に責任を押し付けてくる会社もあります。

「責任感をもってしっかり仕事をこなすべき」程度であれば普通ですが「失敗したから給料から損失分を天引き」「失敗の責任を会社が取らずに個人に押し付ける」といったことをしてくる会社もあります。(もちろんこれらの措置は法に触れている可能性が高いです。)

そもそもそこまで責任を持つ必要があるなら自分で起業すればよいので、会社員として安い給料で雇われてやる必要ありません。過剰に社員に責任を押し付けてくる企業には要注意です。

自分の健康より世間体?「周りの目が怖い」会社員

ブラックな環境で搾取されていることに気付いて退職しようとしても意外なところからブロックされます。そうです、家族や恋人による反対です。

仮に独身でも、あなたが仕事を辞めたと両親が知れば怒ってくることでしょう。家庭を持つ身であれば状況はさらに厳しくなるケースも多いです。良い環境で働いている友人はあなたの置かれている環境を理解できず、心無い言葉をかけられることも。

このままではいけないと思っていても、周囲から退職ブロックされてしまい、行動に踏み切れない人が多いのではないでしょうか。

ブラック企業で搾取されない3つの方法

上記の項目に当てはまってしまった人は、残念ながらあなたの勤めている会社はブラック企業の疑いがあります。しかしすぐに退職・転職することも難しいですよね。

搾取労働から抜け出す特効薬はありませんが、下記ではブラック企業から抜け出すためのヒントとなる考え方をご紹介します。

歳をとっても働き続けることができるか考える

60歳になれば退職金の年金を受け取って老後の生活を楽しむ、という昭和の幸せな生活モデルは実質的に破綻しております。年金の支給開始年齢は年々後ろ倒しとなっており、企業には60歳以降の雇用を義務付けるよう求められています。

昔はつらい期間さえ耐えきってしまえば安定した生活がほぼ保障されていましたが、現代では歳をとっても働き続ける事が求められています。60歳以降も働けそうな職場環境か、もしくは稼ぎ続けるスキルが身につくのか検討しましょう。

40歳過ぎてリストラ候補が危ない【難しい再就職】

ブラック企業で搾取されている人にお伝えしたいのは、会社は40歳以降の戦力にならない社員のクビを切りやすいという実態です。

30代までは体力・気力ともに充実しているので使い勝手が良いですが、40歳を過ぎると家庭を支えるためにそれなりの給与・休暇を従業員から求められやすいです。

ブラック企業側の視点で見ると「使い勝手が悪く、好待遇を求められる」中高年の正社員はできれば雇いたくないと思うはずです。もちろん、仕事に欠かせないスキルを身につけていればクビになるリスクは低くなりますが、ブラック企業の仕事は比較的だれでもできて給与が低い仕事ばかりになりがちです

歳をとって再起不能という事態にならないか、今一度検討してみましょう。

60歳以降も働く手段を考えよう【再雇用・独立】

ブラック企業で搾取されている会社員はもちろん、多くの中小企業に勤めているサラリーマンにとって「60歳以降どう稼ぐか」は非常に重要なテーマです。

もしブラック企業で搾取されているのであれば、転職先は定年後の再雇用をしているかどうか・歳をとっても働ける職場環境が整っているか必ずチェックしましょう。多少給料が安くても長く働くことができれば生活は安定します。

また将来は独立・企業を考えているのであれば「独立に必要なスキルが身につくかどうか」を重視して転職しても良いと思います。

「どこに行っても通用しない」か決めるのは転職市場

「いまここで我慢できないヤツはどこに行っても通用しない」

「どこの会社に行っても仕事が辛いのは同じ」

退職したいと上司に伝えた時、もしくは退職していく社員に上記のような言葉を投げかけている場面に遭遇したことがある人も多いかと思います。しかし、どこに行っても通用しないとなぜ断言できるのか不思議ですよね。

退職しても転職できるか、転職後にそこで活躍できるか決めるのは転職市場です。退職しても必ず次の職場で成功しないことはありませんし、意外と前職よりも良い環境で働けている人も多いです。

「どこに行っても通用しないなんていう人は、今の環境から抜け出せず悔しいから言ってるだけだ」ぐらいの気持ちで受け流しましょう。

転職先の環境は運で決まります

次の転職先で活躍できるかどうかは、正直なところ運の要素も強いです。事前に企業研究をバッチリこなし、面接で労働条件の確認をして職場見学までおこなったとしても、転職失敗する時は失敗します

転職失敗する理由はさまざまで、「面接で聞いた内容と違っていた」「仕事に馴染めなかった」「ブラック上司・ブラック部署に配属されてしまった」など挙げられます。

これらのリスクを完全にコントロールするのは難しく、転職先で活躍できるかどうかは運要素も強いです。

行動しないと搾取されるままです

転職は運要素が強いといっても、行動しないままではブラック企業から搾取されるままです。安易な転職はおすすめできませんが、勇気をもって転職活動をおこなってみるのも悪くないかと思います。

転職活動をすすめる中で思いがけない会社と出会う可能性もあり、そこから人生が好転していくこともあります。

行動しないままでは現状を変えることは難しいです。いきなり退職・転職する必要はありませんが、まずは転職サイトに登録して求人募集している会社を眺めるだけでも行動してみてはいかがでしょうか。

「今は我慢する時」か決めるのはあなた自身

「石の上にも三年」

「辛いと思うけど、今が我慢する時」

ブラック企業で搾取されているとメンバーの離脱を防ぐため、上記のような言葉を投げかけてくる上司が存在します。たしかに仕事をする上である程度の我慢は必須ですが、度を越した我慢はだれの為にもなりません

我慢した結果スキルアップしたり出世・昇給することが確実であればモチベーションも湧きますが、特に見返りもないのに長時間のブラック労働ばかり押し付けられるとうんざりしますよね。我慢するべき時かどうかは冷静に判断しましょう

スキルを伸ばせる環境ならブラック企業もあり

仮に長時間労働のブラック環境でもスキルアップキャリアアップに繋がるなら我慢するという選択肢も大いにありです。ブラック企業という言葉が最近は独り歩きしていますが、スキルを伸ばせる環境であれば完全なブラック企業とも言いづらいので、我慢する選択肢も考えられます。

長時間労働が慢性的に続いていたりハラスメントや暴力が横行する職場は間違いなくブラック企業と言えますが、働いてスキルを伸ばせる職場であれば完全にブラックな会社とも言い切れません。

会社を辞める判断基準や期限を設定しよう

しかしいくらスキルが身につくといっても身体を壊してしまっては元も子もありません。スキルアップできるけど長期就業がむつかしい環境であれば、ある程度の期限目標を決めて仕事に取り組むことが大切です。

スキルやノウハウを吸収できた、2年間勤続できた、転職先が決まったなど明確な目標を決めて達成できたら会社を辞めると決めておくと思い切って行動に移せますよ。

退職代行サービスでブラック企業から逃げ出そう!

「ブラック企業の搾取から逃げ出そうと考えているけど、自分の口から退職する意思を伝える勇気がでてこない」と感じている人は退職代行サービスの利用をおすすめします。

退職代行はあなたに代わって会社に退職の意思を伝えてくれるサービスです。有給が残っていれば、理論上は即日退社することも可能。もちろん上司や同僚と顔を合わせる必要も、連絡をとる必要もありません。

退職のついでに未払い残業代の請求も考えているのであれば「弁護士の運営する退職代行サービス」もおすすめ。民間の退職代行とくらべて利用料金がやや高いですが、会社とのトラブルに交渉したり、別途料金かかりますが未払い残業代の請求も対応している場合があります。

退職するだけなら当日電話するだけでも構いませんが、残業代の請求などもしたいのであれば事前に弁護士と相談してみましょう。ただし、残業代の請求は会社によってサービス料が異なるので、あらかじめホームページ上で確認しておきましょう。