ブラック企業・職場

ブラック企業大賞ノミネート・受賞企業と理由のまとめ!2015年版

ブラック企業大賞も今年で4回目となりました。

今年はコンビニ大手のセブンイレブンジャパンや、シュレッダー係で話題となったアリさんマークの引越社などがノミネートされています。

今回もノミネートされた企業と、その中から受賞した企業とその理由をまとめました。

ここに名を連ねている企業や団体や、同じような問題を抱えている企業は要注意です。

ブラック企業大賞これまでに受賞した企業一覧まとめ2012年から続くブラック企業大賞ですが、これまで数々の会社が受賞(?)しました。 どちらかといえばプロパガンダの色合いが強いせい...
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大賞 セブンイレブンジャパン

24時間いつでも利用できて品揃えも豊富な日本のコンビニですが、実際にお店を運営している人はさまざまな問題に直面しています。

通常、スーパーなどでは賞味期限が近づいた商品を割引して行う「見切り販売」を行うのですが、コンビニでは見切り販売をおこわず廃棄処分を徹底しています。

見切り販売をおこなうことによって廃棄を減らすことができますが、一方で正規価格の商品が売れにくくなるということもあり、見切り販売を行うコンビニは多くありません。

2013年8月、販売期限が近づいた商品を値引きするいわゆる見切り販売を妨害され、お店に損失が出たとして会社側を相手取り東京地裁に訴えを起こしまた。

東京地裁は会社側の責任を認め、4店の合計で1140万円の支払いを命じています。

その後、会社とオーナーの両方から控訴、最高裁までもつれ込みました。

2014年11月、最高裁が原告被告の両方からの上告を棄却したことで、4店合計1140万円の支払いで確定しています。

セブンイレブンはこの4店舗以外でも見切り販売の妨害を行っており、中には会社側の責任を認めなかった判例もあります。

今後、現場の方々が気持ちよく働けるような職場になってくれたらと願うばかりです。

ウェブ投票賞 引越社グループ(アリ得ないで賞同時受賞)

2015年7月、男性社員が不当な異動命令を受けたとして東京地裁に提訴しています。

営業職に配属されたこの男性は2015年1月に事故を起こしてしまい、その弁償金が毎月の給料から天引きされたことを受けて労働組合に参加しました。

これに対して会社側はアポイント部への異動を命令、給料も営業職のときから4割も減ってしまったそうです。

さらに2回の遅刻を理由にシュレッダー係に異動させました。

シュレッダー係とは、1日中ずっとシュレッダー処理だけを担当する係です。

自分の机は存在せず勤務中はずっと立ち続け、見せしめのようにオレンジ色のベストを着せられるという辱めを受けました。

男性はそれでも2年間働き続け、会社側を相手取り提訴をしたのです。

しかし、提訴されたことを受けて会社側は男性を懲戒解雇しました。

さらに、社内で男性の顔と氏名・年齢入りの罪状ペーパーと呼ばれるチラシを張り出し、まるで晒し者のような扱いをしました。

ブラックバイト賞 明光ネットワークジャパン

個別指導塾の明光義塾を運営している会社です。

明光義塾では、生徒を教える講師としてアルバイトも雇っています。

今回はこのアルバイト講師の待遇について問題になりました。

講師アルバイトの給料は、授業をしている時間の給料に加えて授業以外の雑務の手当として1日に30分間相当の金額を設定していました。

しかし、授業の準備に片付け、報告書の記入に生徒の見送りなど、授業以外の雑務が30分に収まるはずもなく1時間を超えるのが当たり前だったとのことです。

これに対して当時宮城県内で勤務していた20代学生アルバイト講師が仙台労働基準監督署に通報、明光義塾に対して是正勧告を出しました。

宮城の他にも東京、埼玉、茨城、大阪でも同様の是正勧告が出されています。

特別賞 暁産業株式会社

消防自動車などの販売と保守点検を行っている会社です。

暁産業では、2010年12月に保守点検部門だった19歳男性社員が自殺しました。

男性は同じ年の4月から正社員として働いていましたが、上司から「辞めればいい」「死んでしまえばいい」などといった暴言を日常的に受けたことが明らかになっています。

福井地裁は、男性の自殺はこのパワハラが原因であると認定して、賠償金の支払いを命じました。

その他ノミネート企業

フジオフードシステム

2015年8月、従業員の労働時間を改ざんや残業代の未払いがあったとして、法人と当該店舗店長など16人が書類送検されました。

書類送検を受ける前から労働局からの是正指導もあったにも関わらず、改善することなく労働基準法を無視した業務が続けられていたとのことです。

ABCマート

2015年7月、36協定で定めたラインを超える残業をさせたとして書類送検されました。

36協定とは、あらかじめ会社側と労働者の間で、時間外労働や休日出勤を容認する取り決めをするものです。

ABCマートの場合は36協定では月79時間までと定めていたものの、それを大きく超える97~112時間の残業をさせていました。

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