ブラック企業・職場

ブラック企業大賞ノミネート・受賞企業と理由のまとめ!2014年版

2012年の開始以来、第3回目となったブラック企業大賞

今年は、セクハラやじが飛んだ東京都議会や、やりがい搾取が問題となっているアニメ業界からも選出されています。

一向になくならないブラック企業ですが、今後こういった催しがなくなるくらいに社会が正常化することを願うばかりです。

ここに名を連ねている企業や団体や、同じような問題を抱えている企業は要注意です。

ブラック企業大賞これまでに受賞した企業一覧まとめ2012年から続くブラック企業大賞ですが、これまで数々の会社が受賞(?)しました。 どちらかといえばプロパガンダの色合いが強いせい...

大賞 ヤマダ電機

2007年9月、当時20代だった男性社員が過労を苦に自殺をしています。

亡くなる前月に正社員に登用され、新規開店するお店のフロア長という責任ある立場を任されていました。

正社員になったばかりで管理職を任され、かなりのプレッシャーがあったのは想像に難くありません。

もちろん残業も多くなり、亡くなる直前の1カ月は106時間以上、さらに直前1週間は47時間以上という異常な過重労働が明らかになっています。

過去にも同様に自殺に追い込まれた社員がいるにも関わらず、一向に改善されないことから大賞に選出されました。

業界賞 A-1 Pictures

ヒット作も数多く排出しているアニメ制作会社です。

2010年10月に、当時20代だった男性社員が自殺しました。

原因は、月600時間労働などを原因としたうつ病です。

残業は多い時で月344時間にもなり、残業代の支払いの形跡もありませんでした。

日本のアニメといえば海外でも人気になるなどの一方、こうしたブラックな職場環境がはびこっています。

夢を持つ若者を低賃金で長時間働かせる、いわゆるやりがい搾取の代表的な事例です。

業界賞 不二ビューティ

たかの友梨ビューティクリニックを運営している不二ビューティが、業界賞を受賞してます。

従業員による通報がきっかけで、2014年8月に仙台店に対して仙台労働基準監督署から行政指導・勧告がありました。

内容は残業代未払い分の支払い、適切な休憩を取らせるようにすること、有給休暇の取得を希望通りにさせることです。

しかし、社長が通報した従業員を呼び出し2時間半にもわたって詰問したことが明らかになりました。

特別賞 東京都議会

企業ではないものの、あまりにブラックな職場が問題となった法人に送られる特別賞。

今年は、政治から東京都議会が選ばれました。

2014年6月、議会で妊娠・出産に関する女性への支援策について質問をしていた女性議員に対して「早く結婚した方がいいんじゃないか」などのヤジを男性議員が飛ばしたことが問題となっています。

その後、ヤジを飛ばした議員の1人が謝罪、所属していた党の幹部も関係各所に謝罪することになりました。

やじはこの男性議員だけではなく他の議員からも飛ばされていましたが、他の発言者については明らかになっていません。

要努力賞 ゼンショー

2012年にもありえないで賞を受賞したゼンショーが、再びの選出です。

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24時間以上の勤務月の労働時間が500時間以上など、まさにブラック中のブラックといった業務実態が調査結果で公表されています。

また2014年3月ごろには、人手が不足したことが原因で一部店舗の営業停止もありました。

深夜の時間帯に店員1人で業務を強いるいわゆるワンオペや、前月に提供を開始した商品がこれまでよりも仕込みに時間がかかるものだったことが主な原因です。

その他ノミネート企業

大庄

日本海庄やなどの居酒屋チェーンを展開している会社です。

2007年8月、当時入社してまもない20代男性が急性心不全で亡くなりました。

亡くなるまでの4カ月間、ひと月の残業は平均で112時間もあったとのことです。

そもそも初任給にあらかじめ80時間分の残業代が組み込まれており、過労死ラインを超える残業が前提となっているような業務形態も明らかになりました。

JR西日本

2012年、当時20代だった社員が過労を原因とした自殺をしています。

2011年12月から毎月のように月の残業時間が100時間を超え、2012年9月には160時間以上という異常な実態が明らかとなりました。

タマホーム

2011年10月、当時40代の男性社員が過労死、いわき労働基準監督署から労災認定を受けました。

亡くなる直前の半年間、残業時間は少ないときでも83時間、多いときは103時間にものぼったとのことです。

しかも、これはあくまで労働基準監督署が会社のデータから調査した結果で、遺族側は実際にはこれ以上のサービス残業があったと主張しています。

リコー

2011年5月大規模な人員削減を計画したリコーは、当時技術職に就いていた男性社員を希望退職の推奨をしました。

しかし男性はこれに応じず、それを受けた会社側は全く違う業務を行っている部署に出向させています。

男性はそれまで長年にわたってソフト開発業務にたずさわり、会社からも認められて昇給・昇進をしてきました。

当然、男性は不服とし会社を相手取り裁判を起こしています。

秋田書店

「週刊少年チャンピオン」などの雑誌で有名な出版社です。

2010年5月から2012年4月までの間、発行している雑誌の懸賞にて当選人数を水増しして表記していた問題が明らかになりました。

懸賞ページを担当していた女性社員は上司に不正を止めるように訴えたものの、「プレゼントを搾取した」として逆に会社から罪をなすりつけられたのです。

女性社員は懲戒解雇され、それを不服として会社側に対して解雇撤回を求めた裁判を起こしました。