ブラック企業・職場

ブラック企業大賞ノミネート・受賞企業と理由のまとめ!2013年版

2012年から毎年行われているブラック企業大賞

その年に悪い意味で大きな話題となった企業を表彰(?)するという催しです。

2013年は、2年連続の選出となったワタミや、企業ではない学校法人からも東北大学がノミネートされました。

ブラック企業は、会社規模の大小や地名度に関わらず存在します。

大企業や有名な会社だから大丈夫!といった考えで就職や転職するのは危険です。

ここに名を連ねている企業や団体や、同じような問題を抱えている企業は注意しましょう。

ブラック企業大賞これまでに受賞した企業一覧まとめ2012年から続くブラック企業大賞ですが、これまで数々の会社が受賞(?)しました。 どちらかといえばプロパガンダの色合いが強いせい...

大賞 ワタミフードサービス

前年市民賞のワタミが2年続けてのノミネート、そして大賞の受賞となっています。

ブラック企業大賞ノミネート・受賞企業と理由のまとめ!2012年版ブラック企業大賞というものを知っていますか? その年に大きな問題を起こしたブラック企業が"受賞"、もとい名指しで批判されている催し...

前年でも問題になった20代女性社員の過労自殺を受けて、その後の会社と当時の代表が取った対応に多くの批判が寄せられました。

自殺との因果関係を認めず、遺族からの面談や謝罪などの求めにも応じていなかったのです。

結局、ワタミの主張が認められることはなく、全面的に責任を認め2015年12月に和解が成立しました。

現在では業務体制もいくらか改善され、事件当時42.8%もあった離職率は2017年時点で8.7%まで減少したようです。

業界賞 クロスカンパニー(現ストライプインターナショナル)

広瀬すずさんを広告に起用するアパレルブランド「earth music&ecology」を展開している会社。

2009年10月、当時入社1年目の女性社員が極度の過労やストレスを原因に過労死しています。

亡くなる直前の月の残業時間は111時間以上で、過労死ラインを大きく超えるものでした。

他にも「売上を上げなければ給料も休みも出さない」という内容の発言が上司からされたり、お店の売上を補填するために自腹で5万円分の商品を購入したこともあったそうです。

特別賞 東北大学

東北大学といえば宮城県仙台市にある国立大学ですが、特別賞として学校法人ながらも受賞しました。

東北大学では、2007年12月に当時20代だった男性助手が遺書を残して自殺をしています。

自殺直前の2カ月間、時間外労働は104時間と97時間と残されており、過労死ラインを大きく超えていました。

また、生殖機能異常の副作用がある抗がん剤の実験を、排気も十分でない劣悪な環境で行なっていたことも問題となっています。

男性は周囲に、「もう子供はできない」と漏らしていたそうです。

さらに2012年1月にも、当時40代だった准教授が自殺をしました。

こちらの男性は東日本大震災によって研究室が全壊、再出発に奔走していたところに研究室閉鎖を命じられたことが原因で精神的に追い詰められてしまったとみられています。

教育的指導賞 ベネッセコーポレーション

通信教育などの事業を行なっているベネッセが、教育的指導賞を受賞です。

ベネッセでは、2009年に当時50代だった女性社員が人材部付という部署に異動となりました。

この人材部付という部署ですが、いわゆる追い出し部屋に近い部署です。

賃金や処遇は以前より下がり、他の社員がやりたがらないような雑務を押し付けられるといった感じで、最終的には出向という形になっています。

2012年8月には東京地裁が人材部付自体を違法な制度と認定、異動も無効としました。

その他ノミネート企業

サン・チャレンジ

「ステーキのくいしんぼ」などの外食チェーンを運営している会社です。

2010年11月、渋谷の店舗で働いていた20代店長が店舗が入っていたビルで自殺しています。

亡くなるまでの8カ月間、少なくとも月162時間以上の時間外労働、多いときは227時間以上も残業していました。

過労死ラインを超える残業の他にも、上司であるエリアマネージャーからのパワハラや暴力が問題となっています。

王将フードサービス

長時間労働を強いられていた男性社員がうつ病を発症、会社を相手取り損害賠償を求める裁判を起こしています。

発症する直前の半年間、月平均で135時間以上の残業があったそうです。

また労働時間を管理していたコンピューターでは、1日10時間以上の入力ができないようになっており、それ以上はサービス残業となっていたのではないかと言われています。

西濃運輸

2010年12月に、当時20代だった事務職男性が自殺しています。

長時間労働はもちろん、タイムカードの改ざんやサービス残業などを原因にうつ病を発症しました。

何よりひどいのが、亡くなるまでに退職を3回申し出ているのにも関わらずそれを受理しなかった点です。

退職を許していれば、死亡者を出すまでには至らなかったのではないでしょうか。

東急ハンズ

2004年3月、当時30代の男性が過労死しています。

男性は、99年3月にオープンした店舗のキッチンフロアを担当していました。

そこで接客をメインに行いながら、関係先との連絡、仕入れ作業、陳列屋根付なども業務に含まれていたそうです。

残業代を予算内でおさめるように指導する一方、過剰な仕事を振るなどをしてサービス残業をせざるを得ない状況に追い込みました。

結果的に、心臓性突然死で帰らぬ人となっています。

亡くなった直前には家族に対して、「しんどい、もう限界や」と話していたそうです。